社会福祉法人びわこ学園は、一人ひとりがゆたかに生活できる社会を皆様と共に実現していきます。

　“かなえ”は、３本の脚からなる古代中国の金属製の器「鼎（かなえ）」という漢字に由来しており、この漢字を使った「鼎談（ていだん）」という言葉には、３人が向かい合って話し合うという意味があります。この３本の脚を、ご家族、行政等の公共、地域を含む支援者になぞらえ、その３者が利用者本人の思いを最大限尊重し、話し合い、支え合うイメージを表しています。もうひとつは「叶え（る）」です。この言葉の通り、利用者本人の「長く、家族のもとで（地域で）暮らしたい」という願い・希望を「叶える」施設であるように、また、そうした共生社会の実現という願いが叶えられる（叶う）ように、という意味も込めて名づけられました。

 2020年4月に、たいようの19名の利用者と卒業生2名を合わせた21名でスタートしました。