医師募集
緑と自然に囲まれた環境で、障害者医療に一緒に取り組みませんか!
びわこ学園の医療
医療福祉センター草津
医療を通じて実現すること
びわこ学園医療福祉センター草津で、目指していることは、どんなに障害が重くても、一人ひとりの持っている力を引き出し、充実感や生きる喜びを感じる人生を、医療を通じて実現していくことです。
入院
主に重症心身障害の方の、医療の支えのある長期入院入所、地域セーフティネットとしてのショートステイ、3ヶ月までの有目的入院・入所、一般入院など、多様な入院入所サービスを用意しで、利用者の地域生活を支えています。対象は乳幼児から大人までで、人工呼吸器ケアなど呼吸、循環の管理、摂食嚥下、消化吸収の管理、排泄、筋緊張、てんかん治療などを通じて、苦痛を軽減し快の状態を作り出すことで、充実した生活を目指します。治す医療というより、生活を支える医療です。栄養サポートチーム、呼吸サポートチーム、姿勢保持チーム、感染防止チームなど多職種でチームをつくって、専門性を発揮しながら支援しています。
外来
脳性麻痺のリハビリでは、日本で初めて、重力を免荷するspiderという方法を取り入れ、麻痺のある方も無理なく楽しく身体を動かしていけるリハビリを開始しました。また、滋賀県立大学工学部とタイアップし、電動スイッチによる移動支援装置を開発し、障害があっても自ら操作して、意欲や能動性が高まることを目指したリハビリを実施しています。また、また、知的障害や発達障害に対しては、リハビリや心理スタッフと連携し、ソーシャルスキルトレーニング、ペアレントトレーニング、感覚訓練や学校でのスキル獲得の作業療法などを実施しています。障害のある方の歯科外来も開設しています。
地域支援
療育教室、通所施設、での医療相談、訪問歯科、訪問リハビリも実施しています。 滋賀県から小児在宅医療体制整備事業の委託費を受け、県内の小児在宅医療のネットワークづくりや研修も最近始めました。
医師募集
小児科主体ですが、障害医療は、専門科を統合した、総合障害内科としての力が必要で、どの専門家からもアプローチできます。臨床研究も活発に行い、当施設からの臨床研究で2名が学位を授与されています。当センターの女性医師は、「このセンターでは、病棟では全身管理などの高度医療、外来では障害児のこころのケアなど、心身両面への幅の広い医療が実施でき、また対象年齢も、乳児期の発達医療から高齢者の看取りまでも経験できて、とても魅力的でやりがいがある職場と感じます。また、育児中の女性にも働きやすい職場です。」と語ってくれています。
滋賀医大学生の早期体験学習、小児科専門医研修プログラムなどにも協力し、若い医師育成にも協力させていただきたいと思っています。
(医療福祉センター草津施設長 口分田 政夫)
医療福祉センター野洲
診療と支援活動
びわこ学園医療福祉センター野洲は143床のベッドを有し、重症心身障害を持った方々の長期および短期入所での入院診療に加え、多職種のスタッフとチームを組みながら、障害のある方々とその家族への医療・生活支援を行っています。びわこ学園は西日本で最初に開設された重症児施設です。そのため国内の他施設に先駆けて重症心身障害医療の問題点にいち早く直面することも多く、その一つとして重症児者の高齢化と重症化が挙げられます。昨年度においてセンター野洲の長期入所者の内、超重症児者は20名、準超重症児者は16名で、50歳以上の入所者は57.8%、入所者の平均年齢は51.1歳でした。高齢化に伴い、悪性腫瘍で死亡される入所利用者の方々の割合も徐々に高まってきています。これらの状況を踏まえ、現在びわこ学園では、障害を有する方の尊厳を最大限に尊重した終末期医療のあり方について、保護者の方々を交え病棟スタッフ一丸となって取り組んでいます。
医療スタッフ
常勤医師8名(小児科医6名、内科医1名、整形外科医1名)を中心に、眼科、歯科の非常勤医師の協力のもとに重症児者への総合的な診療を実施しています。常勤医師は重症心身障害医療全般について熟知しているのみならず、それぞれに精神医学、内分泌学、感染症学、神経科学に精通した専門医です。入所者の重症化と高齢化にともなって外科手術やICU対応など高い緊急性が要求される事例も多く、このため近隣の中核的な医療機関のみならず開業の先生方とも密接な連携をとりながら、地域全体で包括的な医療を展開しています。
重症心身障害・福祉医療を志す皆さんへ
重症心身障害・福祉医療は、長期入所での診療に加え、短期入所、日中一時支援、生活介護、訪問看護、相談事業などを含めた幅広い領域におよびます。それ故、医師相互の連携のみならず、福祉医療のスタッフとの密接なチームワークが要求される診療分野です。一方、医療スタッフにも高い専門性が要求され、当センターでは日本小児科学会、日本小児神経学会、日本整形外科学会および日本てんかん学会の各専門医取得のための研修が可能です。障害のある方々は光り輝く存在です。皆さん、是非私達とともにびわこ学園医療福祉センター野洲で、重症心身障害医療を志してみませんか。
最近の研究業績
- Takano T, Hayashi A, Harada Y. Progression of motor disability in cerebral palsy: the role of concomitant epilepsy. Seizure 2020; 80: 81-85.
- Takano T, Sawai C. Interneuron dysfunction in epilepsy: an experimental approach using immature brain insults to induce neuronal migration disorders. Epilepsy Res 2019; 156: 106185.
- Watanabe M, Torigoe S, Ito M, et al. Salivary cytomegalovirus excretion in children in daycare centers and home care facilities in Japan. J Med Virol 2019; 91: 2182-2187.
- Kawai S, Yoshitomi H, Sunaga J, Harada Y, et al. In vitro bone-like nodules generated from patient-derived iPSCs recapitulate pathological bone phenotypes. Nat Biomed Eng 2019; 3: 558-570.
(医療福祉センター野洲施設長 高野 知行)
医師(正規)募集要項
業務内容
●一般診療(病棟、外来)
●当直(月に4から5回:相談に応じます)
●地域支援
●地域支援
(福祉施設の嘱託医、巡回医療相談、健診など)
●外来救急はありません。
●外来救急はありません。
勤務・休日・休暇
●週40時間勤務、年間休日117日
●勤務時間:平日8時30分から17時15分
●有給休暇:年20日
*委細面談の上、様々な事情を配慮いたします。
●有給休暇:年20日
*委細面談の上、様々な事情を配慮いたします。
給与
●年俸制
【例】経験11年 1000万円以上
(経験加算で優遇します)
●当直料は別途支給します
※委細面談にて決定します。
※委細面談にて決定します。
福利厚生
社会保険完備、民間共済を利用した退職金制度、各種福利厚生制度あります。
研修研究日・学会出張
●研修研究日:週半日
●学会出張:年5日間は出張扱いで、費用は施設が負担します。
医師(臨時)募集要項
業務内容
●日直または当直(外来患者の診察はありません)
勤務時間
●日直:8時30分から17時15分
●当直:17時15分から8時30分
*時間等はご相談に応じます。
*時間等はご相談に応じます。
給与
●日直
・30,000円(半日)
●当直
・平日:45,000円(1回)
・土日:50,000円(1回)
医師(正規・臨時)応募資格・応募方法
応募資格
経験年数および年齢は問いません。
小児科、内科、精神科など、一緒に障害児者医療を実践して下さる方な ら、 専門科は問いません。
※見学は随時受付いたします。
小児科、内科、精神科など、一緒に障害児者医療を実践して下さる方な ら、 専門科は問いません。
※見学は随時受付いたします。
応募方法
面接を随時を実施します。
※ご希望日時を事前にお知らせください。
(面接時に履歴書、医師免許証をご持参ください。)
(面接時に履歴書、医師免許証をご持参ください。)
応募書類送付先・採用試験等についてのお問い合わせ
社会福祉法人びわこ学園
法人事務局 人財育成部 高木
520-2321
滋賀県野洲市北桜978番地の2
TEL:077-587-1154 FAX:077-587-4211
業務内容の詳細・採用試験に関するお問い合わせ等については、上記連絡先もしくは下のお問い合わせフォームからご連絡下さい
滋賀県野洲市北桜978番地の2
TEL:077-587-1154 FAX:077-587-4211
業務内容の詳細・採用試験に関するお問い合わせ等については、上記連絡先もしくは下のお問い合わせフォームからご連絡下さい