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びわりんブログ「びわりん学園」

開設10周年お祝いコメント④~西村貴洋~

2022-11-02
    利用者さんお祝いコメント第1号です
 『10年という歳月!』
 びわりん様、この度は10年目という節目を迎えられおめでとうございます。
 振り返ってみるとボクが高校生の時に「これからヘルパーさんを使っていったりするのをお手伝いするね。」と言って来られたのが増野さんとの最初の出会いでした。早いものでそこからびわりん様とのお付き合いも10年という事に改めて気付かされました。
  学校を卒業して本格的に「生活設計」のお手伝いをして頂き、我儘な要望しか出してこなかった僕ですが常に「どうすれば要望通りになるか?」や「妥協案を交えつつの提案」を出して下さったりと絶対に否定する事無く「傾聴・肯定」の姿勢で居て下さり、本当に感謝でしかありません。ですので、増野さんはこれからも僕の生活に重要な存在だと思います。
 短いですが、びわりん様の益々のご活躍を期待させて頂きます。 (西村 貴洋)

*西村さんとは僕がまだ相談支援専門員として駆け出しで、右も左も前も後ろも斜めもなんも分からない頃からのお付き合い、まさにこの10年、利用者さんの立場からびわりんを育てて頂いたおひとりです。今回の依頼にも2つ返事で快く引き受けて頂きありがとうございました。こういうふうにしたいという思いと、それをそのままできない状況と、2つの「はざま」の中で、一緒に揺れながら、揺れながら、その濃淡の世界を…それでも、どうやって生きていくのか、なんかそんなことをいつも考えながらのお互いの10年だったかな~と、改めて西村さんのお祝いコメントを読んで思いました。今後もどうぞ、よろしくお願い致します。(増野)
                                                                                  

令和4年度奈良県医療的ケア児等コーディネーター研修会

2022-10-07
    滋賀県のせんとくん?
 9月の終わりに奈良県医療的ケア児等コーディネーター養成研修に講師として2日間行ってきました。おそらく、「せんとくん」に見た目が似ているということもあるのか?お声をかけて頂き、なんと今年で4年目になりました。演習の内容は、法定研修ですので、国の基準に従いながらも、なるべく滋賀県やびわこ学園がこれまでに大切にしてきた理念やエッセンスを盛り込みつつ、机上の研修ではありますが、より現場の息遣いが反映できるように設定しています。
  毎年とても熱心に研修に参加され、2日間の演習から何かを学びとろうという思いを受講者の皆様から感じています。幾つになっても、多くの経験を積もうとも「真摯に学ぶ姿勢」そのことが、やはり良い支援者を作っていくのではないか、奈良県の方々から改めて学ぶことができました。
 今後も研修会だけではなく、奈良県、滋賀県がお互いに情報共有やネットワークができればいいなと思います。(びわりん 増野)

                                                                                  

開設10周年お祝いコメント➂~甲賀市・湖南市障がい者基幹相談支援センター 菅沼敏之~

2022-08-19
  びわりんの頭?をつかむ菅沼敏之氏
 びわりんさん、開設10周年おめでとうございます。
 開設された平成24年度は計画相談支援が本格施行した、相談支援事業がこれまで例をみないくらいの激動の年で、その中での開設となれば大変なご苦労があったのではないかと想像します。
 以前から増野さんとはいろんな場面で一緒に仕事をしてきました。ケースワークというよりは、研修を一緒に作ったり、ある地域の相談支援体制をどうしていくかなど、いろんな話をしてきました。たまにお酒を飲みに行けば他愛のない話をしながらも、時にお互いの福祉観を話し合ったこともなんとなく覚えています。
 びわりんさんは増野さんのキャラクターが強烈なので、「びわりん=増野」みたいなイメージがありますが、そんなことは一切なく、増野さんを支えておられる金澤さんはじめ、スタッフのみなさんのお力があっての10周年であることを、私は知っています。
 私が重症心身障害のある方や医療的ケアが必要な方への相談支援で悩んだ時、パッと頭の中に思い浮かぶのがびわりんのみなさんです。相談に乗ってもらおうとびわりんさんに赴いた時の、あの小さな事務所の中で和気あいあいとされているみなさんの雰囲気に心が和んだ記憶が今も残っています。また近いうちに、あの雰囲気を味わいに行きたいな、と思っています。
    (社会福祉法人グロー 甲賀市・湖南市障がい者基幹相談支援センター 菅沼敏之)


菅沼さんと親しく話をするようになったのは、いつだったのか…東京(正確には埼玉)で行われた国が主催する相談支援の指導者研修に一緒に行った時ではなかったかと思います。その時の研修内容は、ほとんど覚えていませんが、研修終了後、夜な夜なくり出して、真面目な話からどうでもいい話まで、よく飲みながら、よく語り合ったのを覚えています。今思えば、そのころから菅沼さんは、僕ら同じ世代の中でも、みんなのことを常に考えている人だったなと思います。自分たちの事業所や目の前のケースのことだけじゃなく、滋賀県の障害福祉や相談支援全体のことなどなど(もちろんびわりんのことも)、どうしたらもっと良くなるのか、いつも真剣に自問して行動していました。その姿は、柱一本一本に魂を入れながら、どのように全体を作っていくのか、ノミを片手に格闘する元宮大工だったころを彷彿させるような…。10年たったびわりんもそんな柱の1本になれたのか…菅沼さん、まだまだ、これからも、どうぞ、びわりんを削って下さいな。お祝いコメントありがとうです。(増野)
                                                                                  

開設10周年お祝いコメント② ~前滋賀県障害者自立支援協議会事務局長 中島秀夫~

2022-07-28
  びわりんの背後霊?が忍び寄る中島秀夫氏
『おめでとう!びわりん開所10周年』 
  びわこ学園障害者支援センターに相談支援事業所「びわりん」が開所して、10年を迎えると増野さんから聞きました。びわこ学園の歴史、様々な実践の中で「びわりん」の開所は小さな一歩であったと思いますが、とても期待していた一人です。つい20年前までは、在宅で暮らす重症心身障害のひとは介護する家族の頑張りで生活を維持されていた時代でした。しかし近年、在宅を支援する制度、施策は急速に進歩してきました。私が地域で暮らす方々を支援する相談員として活動していた時代から比べると雲泥の差があります。
 さまざまな支援サービスを利用して暮らしている人も多くなってきました。障害者総合支援法や児童福祉法の改正により、支援メニューも増えてきています。それだけにその情報が適切にわかりやすく当事者に届けられ、利用できることがとても重要であり、相談支援事業の役割が大切になっています。
 相談支援事業は一番身近な暮らしを支援する応援団として、しっかり寄り添いながら伴走することが求められています。さらにその活動から一人ひとりの暮らしに直面している課題を整理し、発信し、社会化する活動も期待されています。日中活動の場や、家族からの自立に向けたグループホーム等生活の場の確保、暮らしの安定に向けた在宅支援サービス、暮らしの充実に向けた余暇支援、そして福祉のみならず医療との連携と医療サービスの充実等など、様々な課題が顕在化していることと思います。障害者自立支援協議会はじめ多くの関係機関とともに課題解消に向けて取り組む、そんな「びわりん」の発信力にも期待しています。…「本人さんはどう思てはるんやろ」本人の願いを真ん中にともに実現する、実現できる社会をつくるため…
                  (前滋賀県障害者自立支援協議会事務局長 中島秀夫)


*中島さんはネットワークづくりや協議会などその礎を築いたスゴイ人!というだけじゃなく、僕たち相談員が身近に頼りにし、尊敬している大先輩です。相談員は僕も含めて、意外とワイワイする人が多いのですが、そんな時でも、僕たちの話をしっかりと聞き、受け入れ、あんまりうるさいことも言わずに、その人のやり方を信頼しそっと応援してくれる…まさに、「相談支援とはこう云うことを言うんだよ」と身をもって示してくださっているような…。中島さんが教えてくれた「四ない主義」(けんかをしない・抱え込まない・一人勝ちしない・押し付けない)をお題目のように唱えながら、びわりんも日々の相談支援を大切にやっていこうと、今回、メッセージを頂き改めて思いました。中島さん、いくつになってもずっと相談支援をやり続けて下さい…それは、利用者や家族のためでなく、僕たち相談員のためにも…、でも、体にも気を付けながら。メッセージありがとうございました。(増野)
                                                                                  

びわりん開設10周年お祝いコメント① ~びわこ学園 理事長 山﨑正策~

2022-07-07
  研修の企画で学生服を着てくれた山﨑理事長
 重症児者相談支援センターびわりん開設10周年おめでとうございます。
 重い重複障害を持っておられる方々の社会生活が少しでも充実していくことを願い、平成24年にびわこ学園内で立ち上げました。
 それまでは、大津の知的障害者地域生活支援センター内で相談事業を立ち上げ、知的障害者を中心とした相談事業を進めてきました。そのノウハウを生かして、湖南圏域で初めての重症児者対象の相談支援センターを立ち上げました。最初は対象者も少なく、また利用者の様々な活動に結びつけていく事業も少なく、大変な苦労ばかりの10年だったのではないかと、少々心配していたところです。
 それでも、施設入所利用者の支援計画にも参入でき、日中の生活活動が広がってきたことと、今年から湖北圏域で重度障害児者の相談支援事業を立ち上げることができましたので、少しづつではありますが、事業が広がってきていることは確かです。
 相談支援事業は、障害者一人一人の社会生活活動を広げていく上での一番大切な事業でもあります。地道な事業でもありますが、障害者の生活活動にとって必須の事業でもありますので、これからもさらに発展していただくことを期待しているところです。
                           (びわこ学園 理事長 山﨑正策)


*びわりん開設10周年を記念して、びわりんにゆかりのある方々にお祝いのコメントを頂きました。記念すべき1人目はびわこ学園理事長であります山﨑正策先生です。山﨑先生はびわりん開設時から、気にかけてよく声をかけて頂きました。僕たちのような職員がある程度、自分たちの思うように働けているのも理事長である山﨑先生の考え方か?お人柄か?いつもありがとうございます。(増野)
                                                                                  

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